かんざえもん

文章を書いている間の脳みそのドライブ感を楽しみたいブログ

太陽を巡る話

 

現在、サイモン・シン『宇宙創成』という本を読んでいる。

 

中田敦彦YOUTUBE大学で、

サイモン・シンフェルマーの最終定理


【フェルマーの最終定理①】300年前に天才が残した数学界最大の難問

サイモン・シン『暗号解読』


【暗号解読①】人類の歴史を変えた天才たちのドラマ

の動画が配信されていて、

 

「そういえば、サイモン・シンの本を買って、読まずに置いているのがあったな」

と思い出した。

 

それが、

サイモン・シン『宇宙創成』だ。

 

 

宇宙創成(上) (新潮文庫)

宇宙創成(上) (新潮文庫)

 
宇宙創成(下)(新潮文庫)

宇宙創成(下)(新潮文庫)

 

 

 

サイモン・シンフェルマーの最終定理は読了していて、ものすごく面白かったのを覚えている。かなり面白かった。

 

自分が大学院のとき専攻していた楕円曲線というものがバリバリ使われるのもあってかなり興味深く読んだし、文体も非常にエキサイティングで随分と引き込まれたことを覚えている。

 

 

で、この『宇宙創成』を読んでいるのだが、これまた面白い。

 >あっちゃんもサイモン・シンにハマっているみたいだ↓


【宇宙①】人類最大の謎に挑む天才たちの戦い

 

 

本の「はじめに」で、

「天動説=地球中心説=地球が宇宙のど真ん中にあり、その周りを太陽や月やその他の星が回っているという宇宙認識」

が、どのように

「地動説=太陽中心説=太陽の周りを地球やその他の惑星が回っているという宇宙認識」

に変わっていったのか?

がかなり詳細に語られている。

 

 

現状、現代では「地動説=太陽中心説」という風に決着がついているが、

当時は「天動説=地球中心説」が正しいと信じられていた。

 

人間の事実認識とは?あるいは科学とは?知識とは何か?

ということが、臨場感いっぱいに、そしてIQ高く活写されていて、とても興味深く読める。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

今でこそ、地球は太陽の周りを回っているという認識・常識でとりあえず生きているが、その状況を僕らは実際に目にしたことはない。

 

地球が丸いことも、確かにGoogleEarthでは見たかもしれないが、実際に目にしたことはないわけで。

 

ふと、地球は太陽の周りを回っているって、ほんまにそうなのかな?

と考えてみると、

「地球が太陽の周りを回っているという証拠」は

日常生活のどこにも、見つからないことに気づいた。

大学生の頃に、ふとそう思った。

 

 

大学生の自分「え、、地球が太陽の周りを回っているってことは、今も僕の足の下で、この大きい岩の塊みたいな地球がすごいスピードで動いているっていうことだよね、、」

 

か、、考えられない。

 

「太陽の周りを地球が回っている」という事実を、

自分ごと

として受け止めてみると、

え、うそ、ありえない、、

そういう感じになった。

 

 

 

なんか、この地球が動いている、というのが、事実なのかもしれないが、全然、信じられなかった。

 

なんで、我々は、とりあえず「地球は太陽の周りを回っている」と思うことができているのか?という風に疑問を持った。

 

同時に、太陽の周りを回っているという風に考えられるようになったのはなぜか?という疑問もわいた。

 

そのときには、この疑問は解決されなかったけれども、今、ようやく、

サイモン・シン『宇宙創成』

でこの疑問が解決されようとしている。

 

いやぁ、素晴らしいっすね。

 

今、

アナクサゴラスというギリシャ人が提唱した太陽中心説を、

コペルニクスがさらに補強して、でもまだみんなには受け入れられなくて(というのは火星の軌道の予測の精度が地球中心説を使うよりも悪かったから)、

 

次にケプラーが義鼻を持つおっさん(ティコさん)のデータを借りて、惑星の軌道は真円ではない、楕円なのだ、っていうことを発見して、火星の軌道を精度よく予測した。

(どうも火星は他の惑星に比べて、楕円度が高いらしい)

 

でもみんなには、

「まあ、軌道計算には便利な太陽中心説だけど、計算がしやすいだけで、実際は地球が宇宙の中心でしょ?」

っていう感じになっていて、

 

地球中心説はまだまだ太陽中心説に取って代わられないなぁというところで!

 

いよいよ!

 

科学の父、

ガリレオ

が登場してきた。

 

 

ガリレオは、自前で望遠鏡を作り、それで、宇宙を観測した。

 

そして、まず、木星に衛星(地球にとっての月のようなもの)があることを発見して、すべての星は地球を回っているということを反証して、

 

さらに、金星に満ち欠けがあることも観測して(地球中心説だと、この現象は説明突かない)

 

理論的、合理的には、太陽中心説が正しい、ということで決着がついた。

 

 

そして、太陽中心説が、世の中に広く認められるようになったのは、

地球中心説を唱える老害たちが死んでしまってからだった、とさ。

 

ガリレオ・ガリレイを裁判に追い込み、

「それでも地球は回っている」と言わせて、

ふんぞりかえっていた老害が死ぬことで、

新しい理論は受け入れられていったわけ、、、なのだぁ。。。

 

 

へぇ、、、。

 

 

 

 

なるほど。

火星の軌道やら、月の満ち欠けやら、木星の衛星やら、

たくさんの天体観測

(午前2時踏切に、望遠鏡を担いでった、ベルトに結んだラジオ

雨は降らないらしい♪)

 

によって、

地球は太陽の周りを回っているということが、

理解されたんだなぁ、、、。

なるほどなぁあ。

 

でもやっぱり実際に、天体観測したことのない僕には、

あんまり地球が太陽を回っているという実感はやっぱりないなぁ。。。