かんざえもん

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【タケノコの堀り方】土の中から我が手の中へ

 

春で、竹林にタケノコが出てくる季節です。

タケノコが好きな人も多いかと思います。

そんなタケノコを収穫する方法について紹介します。

目次です。

 

 

 

 

 

タケノコの見つけ方

 

タケノコ発見の哲学~地上に出る前に収穫せよ!~

タケノコは地中に埋まっています。

なので、穂先が地面から地上に出ていなければ、目でタケノコの存在を確認することはできません。

 

しかし、穂先が地上に出たタケノコは竹として成長するために、どんどんと固くなってしまいます。なので、食用のタケノコとしては、タケノコが地上に出る前に収穫することが重要です。

 

そのための方法をご紹介します。

 

タケノコの発見の仕方

 

まずタケノコを掘る時間帯としては、朝が適しています。なぜなら、朝から昼にかけて、タケノコは土の中で成長して、穂先を地面の上に出すからです。

 

 

タケノコを発見するためには、地面の割れ目または土の色が濃い部分に着目します。

 

以下の写真のような割れ目が地面にあり、かつ土が湿って濃くなっているところ、

この下にはタケノコがある可能性が大です。

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割れ目は自然にできるものと、タケノコが盛り上がっていることでできるものがあります。

タケノコが盛り上がっているがゆえにできる割れ目の特徴としては以下のものがあります。

 

  • 土がこんもりと盛り上がっている
  • 割れ目の亀裂の中心部が、湿っていて、土の色が濃くなっている
  • 土の割れ目からタケノコの穂先が軽く見えている

 

 

このような割れ目を見つけるため、地面に着目しながら、練り歩きます。そして、タケノコが居そうな割れ目を発見し、タケノコが実在するかどうか、割れ目を中を確認します。そして、タケノコがいれば、タケノコを掘るフェーズに移行します。

 

 

 

 

 

タケノコの掘り方

 

割れ目の下にタケノコを発見したら、まず周りの土をどかして、タケノコの大きさや生え方、掘るうえでの障害物や他のタケノコが近くにないか確認する。

 

タケノコのすかし方

タケノコを傷つけないように、『堀』という道具で周りの土をどかしていきます。

 

 (うちの家で使ってるの、こんなんではないけど、、)

 

堀の峰をタケノコ側に向けて、タケノコのすぐ側の地面に堀を突き刺し、堀でタケノコの周辺の土をどかしていきます。

ここで、堀を自由に操るにはけっこうな筋力が要ります。

それから、堀を持つときに、なるべく持ち手をワイドに持つことで、両手、首くらいの3点が正三角形に近づきます。

そうすることで、少ない筋力で堀を操ることができます(経験則)。 

 

タケノコをすかすときに重要なことは、

  • タケノコを傷つけないようにすること(傷つけるとそこから腐りやすくなる→味、商品価値が落ちる)
  • タケノコの大きさ、根の深さを把握すること
  • タケノコの生え曲がり方(腹と背)を把握すること
  • 掘るうえで邪魔なものがないかを確認すること

です。

タケノコがどう生えているか、どちらが「腹」なのか、ということがタケノコを根から切り離す次のフェーズで大変重要になります。どちらから堀を差し込んでタケノコを切断するかを決定することがこのフェーズにおける目標です。

 

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このすくフェーズは初心者でもすぐにできるようになります。しかし、ここから、タケノコを切断する方向を決めることが難しいです。

タケノコをすき込み、タケノコを調べ、情報をインプットしたのち、「次に堀を差し込む位置を決定する」ということが熟練の技の見せ所となります。

正直、タケノコをすいたとて、タケノコのほとんどは土に埋まっており、見える部分は少ないのです。タケノコを少し堀で揺らしてみたりして、その際、どうタケノコが動くのかを観察して、タケノコの生え方を想像する、という感覚的な力が必要です。

 

激ムズです。 

 

 

タケノコの切り方

 

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左が腹、右が背

タケノコには、「腹」と「背」があります。エビのように、腹の方がへこんでいて、背の方が伸びています。タケノコは腹側の下部、人間で言うとヘソのあたりから、根をつけて、生えています。

僕らは、タケノコを掘り起こすとき、この、「へその緒」に当たるものを切らねばなりません。

実際はヘソの緒に当たるものの周りは、固く、食用部分ではないので、のちのタケノコの整形のときに、切り取られます。ですが、小さいタケノコに関しては、「へその緒」を切るというイメージで外れてはいません。

重要なことは、タケノコには(「へその緒」とでもいえるような)弱点といったものがあり、そこを堀で突き刺すことにより切断する、という作業がタケノコを掘り起こす際には必須だ、ということです。

 

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タケノコの下の方にへその緒みたいなものがある

 

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タケノコの起こし方

 

タケノコの生え方がわかり、無事、タケノコの急所を切断し、根から切り離すことができたとしましょう。

「切り離すことができた」とき、「カシュっ」という小気味のいい音とともに、タケノコが「うぎゃっ、切られたっ」という反応を見せます。

「うわっ、やられたっ」って感じです。

 

そうしたらば、てこの原理を利用して、タケノコの切断面を堀の先端に乗せて、くいっと持ち上げます。

 

地上付近まで持ち上がれば、あとは手でタケノコを拾ってやります。

 

この一連の流れによってタケノコの収穫が完了します。

タケノコは土の中から、我が手の中に納まりました。

 

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上級編~大きなタケノコを収穫するために~

 

※以下は追記予定のトピックです。

 

周りに根ブチがある場合

根ブチとは竹の根っこのうちでも、かなり固く太いもののことを言います。

 

タケノコの周りの土をすかしている途中に、根ブチ(根っこ)がタケノコの側に走っていて、タケノコの周りをすかしづらいことがしばしば起こります。

 

もちろんケースバイケースにはなりますが、一つ言えることは、

「ともあれ、よくすかす」

ということです。

 

 タケノコの急所はどちらの方向に向いていて、根ブチはどれくらいの深さをどう走っていて、どの角度から堀を刺せばいいのかがはっきりするまで、ひとまず周りの土を深くどかします。

 

基本的には、タケノコの側に根ブチが走っていても、基本に忠実に掘れば、たいていの場合、掘ることはできます。もちろん、掘りにくいことこの上ないですが。

 

ただし、タケノコがわりと大きくなっていて、膨らんだタケノコの身体に根ブチが食い込んでいる場合というのもあります。

その場合は、他の人に手伝ってもらって、根ブチを抑えてもらって、その間に掘らなくてはなりません。

「根ブチをこそぐ」とかいうのですが、これはかなり難しいです。

 

大きく根が深いタケノコを収穫する場合

大きく根が深いタケノコは、急所が深さ、方向にあるのかがかなりわかりにくくなっています。根が頑丈になっていますし、深いところにあるので、すかしているときに堀でタケノコ本体を揺すってみても、あまりヒントを貰えない場合が多いです。

 

対応策としては、深く地中に堀を突き刺して、深い土まですかして、どかせる、ということです。大掛かりに、ダイナミックに周りの土をどかしていく、という大胆さが必要になってきます。

 

深くすかせばすかすほど、タケノコの地中の様子はわかるようになってきます。ほとんど手に取るようにわかってきます。もちろん、深くすかすには、それ相応の筋力、あるいは体重、あるいは堀を持つフォームが重要になってきます。堀の先端に力がかかるように、堀を持つのです。

 

そうして、ある種の慣れにより、大掛かりにすかした後は、どちらの方向から堀を突き刺せばよいかがわかってきます。 

 

大きく根が深いタケノコを切断するときに注意するべきこと

 

堀を刺す方向性(と深さ)がわかったところで、注意すべきことは、

タケノコの底面を面上に切断する

ということです。

 

あまり大きくないタケノコであれば、

堀の一突き

でタケノコが切断してくれます。

しかし、大きく根が深いタケノコの場合、

タケノコの根っこもかなり成長しているので、

底の断面がかなり広くなってしまっています。

 

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したがって

堀の一突きでは、完全にタケノコを根っこから切断することができず、

無理に掘り起こそうとすると、

「凹」の漢字を逆さにしたようなタケノコが掘れてしまいます。

 

「身」が減ってしまうか、あるいは身を傷つけてしまいます。

 

 

なので、一突きで切り離すというよりも

面上に切断して切り離す、という意識が大切です。

 

タケノコの底面を、面上に切断して、根っこと切り離すのです。

 

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大きく根が深いタケノコを掘り起こす際に注意すべきこと

 

掘り起こす際にも、てこの原理でタケノコの底面の一か所に作用点を持っていくと、

そこにだけ力が加わり、その部分をえぐったりしてしまいます。

 

なので、掘り起こす際も、面を上げる、という意識の下、

タケノコの底面の右の方に力を加えたり、左の方に力を加えたりして、

タケノコをゆっくりと底上げしていく

という慎重さが重要になってきます。

 

勢いよくやると、柔らかいタケノコの組織を壊したりえぐったりしてしまいます。

 

ゆっくりと、タケノコが地上に顔を出すまで、底上げしつつ、掘り起こしてあげます。

 

 

 

 

まとめ

 

以上のような次第でタケノコを掘っていきます。

正直なところ、誰得なのだろうか、という記事ですが、

主に人類農業史のために書いてみました。追記する予定ありです。

 

 

僕が教えられた通りに、タケノコの掘り方を説明すると、次のようになります。

 

「まずな、こう歩いていると地面がこんもりと盛り上がっているところに割れ目ができてるやろ。」

「ここんとこは怪しいねん。」

「で、ちょっと土をどかしてみると、タケノコが見つかるねん、ホラ。あるやろ。」

「あったら、まず周りの土をこうしてすかすねんな。どかすねん。」

「で、たまにこうしてタケノコを揺らしてみて、こいつはどっちから突いたらいいんかなぁって考えるやろ。そしたら、どうもこっちから突いたらよさそうやんか(ここが最初はわからない。なんでそっからやねん、となる)。」

「で、こっから突くねん。ガスっガスっ。もうちょっと浅いところやな、、」

「カシュッ!!」

「ほれ、切れたやろ。」

「で、あとはゆっくりこう、上げていけば、、、」

「ほら!こんで掘れた」

 

そんなところです。

 

 

 

 

 〆