かんざえもん

文章を書いている間の脳みそのドライブ感を楽しみたいブログ

植物は<知性>を持っている、という本を読了して数日経ったお風呂上がりの後に書くブログ

 

 『植物は<知性>をもっている』読了

 

 

内容は、

植物も人間と同じように

(あるいは、読んだ雰囲気だと、人間と同じように、というよりも法人、つまり会社と同じように、と言った方がニュアンスが近い気がする)

外界と内界の変化を感じて、

それに伴うアクションを起こして、

様々な問題を解決しながら生きている、

というもの。

 

 

人間ではなく、会社と言った方が正確な気がするのは、

植物の一個体が重要な意味を持つのではなく(つまり、道端に生えている一つの雑草が大事なわけではない)

総体として、自分たちの遺伝子を残せるか?

という点に重きが置かれているからだと思う。

 

 

感想を言う

感想は、わからないことが多すぎる、ということである。

 

植物への侮り

植物の研究はけっこう地味というか、かっこよくないみたいで、熱心に研究されていないみたいだ。

遺伝子の研究など、最初は植物という生物において発見されたのにも関わらず、動物にも遺伝子があるということで、やっと遺伝子の研究が脚光を浴びる、というように、

植物に関して知見が得られても誰も見向きをしない、というところがある。

 

植物に<知性>があると主張するこの本も、大多数の人間には興味の引かないものだろう。くだらん、と吐いて捨てるような主張だ。

「やつらには脳もなければ、目もない、、というか動くことすらできないじゃないか」

ということすら考えないと思われる。

 

実際、昔から、植物は生物界においては人間の偏見から、勝手に「最下位」の烙印を押されている。

鉱物<植物<昆虫<魚や獣<人間

という序列になっている。昔から。

 

植物はすごめ

しかし、プラトンアリストテレスなど、

「植物は逆さまになった人間である」

とか

「人間は逆さまになった植物である」

という名言も残されてはいる。

 

チャールズ・ダーウィンも植物研究に没頭して、

「植物の根っこは脳である」説

を唱えたほど、植物に重きを置いている。

 

そして、少し視野を広げてみると、

手塚治虫や、ドラえもんの作者が、漫画という媒体で

「植物の人間的なふるまい」

「植物から人間への警句」

などが語られている。

 

 

さらに、言うと、

「種を残す」「増やす」

という観点から言えば、

植物の量が動物や人間よりも圧倒的に多いし、

種類も多いし、

分布も広範であり、

何かと勝っている。

 

 

筆者は

「人間よりも植物の方が深い知性を持っていても、不思議ではない」

というような主張さえしている。

 

 

知性の定義の問題

動物や、ましてや植物に対して

「知性」

という言葉を使うときの、

その

「知性」

という言葉の意味が問題になる

という話もあった。

 

たしかにって感じだ。

 

植物は、言語で思考を(しているとすれば)しているのではなく、

化学物質を分泌することでしているみたいだ。

 

だから、人間とはそもそも文法というか意思疎通の方法からして違うわけだから

そもそも同一のモノサシで測ることができない。

 

そんなわけで、昆虫の複眼で見えている世界がどのようなものなのだろうか?

と二つの目で想像を膨らませるように、

化学物質の分泌で意思疎通を図る植物のコミュニケーションはどんなものなのだろうな?と妄想するしかない。

 

コミュニケーションはしているとすれば、

人間とは別次元の、別空間での話になるわけで、

こちらとしてはわからないことが多すぎる。

 

ジョークとかも話していたり、するんだろうか。

 

なんか、

「それは嫌だ!!」

という意味の化学物質があるらしいが。なんやっけ。

 

 

 

 

正直、

ははは

植物の話でしょ、と

笑っているだけでは済まされない説がある。

 

というのも、

スイス

(あのゴルゴ13が貯金している銀行があるスイスだ)

において、

植物に権利を認める法律が制定されたらしい。

 

ほえーって感じだが、そういう話になってきているみたいだ。

 

 

 

まとめ

 

植物は動かないし、成長速度も単体では遅いので

取るに足りない生物だと考えがちだが、

人間は植物がないと、いろんな意味で生きていくことはできない。

植物は人間なしでも生きていけるにも関わらず。

 

なので、あんまり植物を劣位に見るのもどうかとは思う。

 

この本を読んでから若干雑草を引くのが気持ち悪い。

 

植物の緑の体液が、血液のような気がするのだ。

 

とはいえ、植物、面白みありけりって感じなので、もう少し学習を進めてみよう。